メールで実現するユーザーオンボーディング成功

Saki Shimada Saki Shimada
メールで実現するユーザーオンボーディング成功

はじめに

ユーザーオンボーディングとは、 「新規ユーザーを様々な活動でフォローしながら満足度を高め、一人前のユーザーに育て、継続的に利用してもらえるようにすることを指す」 と前回の記事では説明しました。今回は、メールに関連した成功例をいくつか調べましたので紹介したいと思います。

まず、今回は3つのタイプに分類しました。それぞれ説明していきたいと思います。

  • ウエルカムメール(登録時に必要な情報を丁寧に万遍なく伝える)
  • 再エンゲージメント用のメール(継続利用の打診)
  • ソーシャルプルーフメール(他人や世の中の評価を送り関心を刺激する)

1. ウェルカムメール

ウェルカムメールは、ユーザーの登録直後に送るメールです。ユーザーがその製品と関わることを決めた直後のため興味関心が高い状態で送るメールになり、メール開封率も高くなります。 この際に、製品の仕様を紹介したり、必要なドキュメントを紹介したり、使用するとユーザーにどんなメリットがあるか強調します。

Slackではビギナー向けの活用ガイドを紹介します。

英語教育アプリのDuolingoでは、アプリのダウンロードリンク紹介やレッスンへのショートカットを紹介します。

2. 早期の再エンゲージメントメール

前回中断したところをピックアップ、何らかの解決方法を提示し、ユーザーに再度使用してもらえるよう促します。意欲を失ったユーザーに効果的です。 利用を開始してからすぐの方がユーザーも忘れておらず効果的で戻りやすくなるといわれています。

3. ソーシャルプルーフメール

価値を伝えるために顧客の声と事例を送ります。新しいユーザーや製品の使用を検討しているユーザーに刺激を与える効果があります。感情に訴えかける要素が強く、人物の印象的な画像やレーティングなどを使うケースが多いでしょう。

お客様の声を顔の見える形で紹介

利用者の声を載せることは非常に有効です。

他にも 利用者数を載せたり、メディアでの掲載履歴を載せたり、受賞歴を載せるのも、ソーシャルプルーフとなる良い情報と言えるでしょう。

まとめ

このようにメールもユーザーオンボーディングには有効なチャネルとなります。ユーザーが離脱しそうだったり、わかりにくいなと思う部分を先回りで潰せていけたらよいと思います。

※次回はDuolingoについて説明します。

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